RPG Maker UNITEの主な特徴
RPG Maker UNITEはRPG Maker MZの後継作品ではなく、Unity上で動く、全く別のプロダクトです。
そのため、従来のプロジェクトファイルやプラグイン等との互換性がありません。
unityでRPGを作ってみたいという方、これまでRPG Maker シリーズを触ったことのない方でも
やりごたえのあるゲーム制作ができます。
- ゲーム制作環境の一新
UIとUXを一新し、従来の作りやすさを残しつつ同時編集が可能になりました。
また、UIのカスタマイズ機能のさらなる拡張、キャラクターマスタでのキャラクター登録の拡大や、
能力値の自動入力ツール、属性の登録と属性の一括管理を追加しました。
これによりゲーム制作を直感的に、より効率よくストレスフリーに行えるようになりました。
- ゲームプレイ操作の向上
キーボードで遊ぶ昔ながらの自作ゲームのプレイはもちろんのこと、
ブラウザやタッチ操作を前提としたものまで、
より多彩な形態で遊びやすいゲームが制作できるようになりました。
また、フルHD解像度の導入により、美しいグラフィックがゲームの没入感を高めてくれます。
- ゲーム表現の強化
従来のデータの仕様、サイズ、コマ数の制限の廃止、
ゲームUIのカスタマイズ機能の進化、マップのレイヤー構造を追加しました。
また、豊富なデジタルアセットにより、
プレイヤーがより自由に好みのゲームを表現できるようになりました。
- その他
「アウトラインエディター」というストーリーパートを俯瞰で管理できるアシストツールを追加しました。
これにより作成したゲームのシナリオのより細かい調整や変更が可能になりました。
過去データのコンバート
従来のRPG Makerの素材やプロジェクトは、RPG Maker UNITEではコンバートできません。
そのため、過去のプロジェクトで遊びたい、素材を使いたいという方は、
RPG Maker MZをお勧めいたします。
アニメーション
従来のRPG Maker シリーズでは3パターンの構成でキャラクターアニメーションを固定していました。RPG Maker UNITEでは画像のサイズ内であればコマ数やパターンを制限なく自由に設定できます。
コマ数を細かくすることで滑らかにキャラクターを動かしさらに演出を盛り上げたり、
キャラクターの必殺技をオリジナルのモーションにすることも可能です。
ゲーム表現の強化
RPG Maker UNITEでは様々な部分に改良を加え、より多彩なゲーム表現ができるようになりました。
- タイルデータの登録、タイルグループ
「タイルデータの登録」を行うことにより、プロジェクトにタイル単位の素材で追加できるようになりました。
また、タイルごとにプレイアブルキャラクターの通過設定、通貨方向の制限、
梯子、茂みとして設定、ダメージ床を設定ができます。
タイルグループでは、作りたいマップに合わせて自分だけのタイルグループを登録することにより、
より様々なタイルを手軽かつ自由にマップに配置することができます。
- 能力値の自動入力ツール
キャラクターの職業に沿って攻撃、防御などの値を提案するシミュレーターを実装しました。
もちろん、手動で入力することも可能です。
- 敵グループの自動整列の追加
RPG Maker MVでは敵グループの自動整列がフロントビューにのみ適用されていましたが、
UNITEではサイドビューでも自動整列が行えるようになりました。
- 敵グループの自動マッチング機能の追加
RPG Maker MVでは作成した敵グループを1つ1つマップに配置しないとエンカウントできませんでしたが、UNITEではマップに敵グループを複数登録ができます。
これにより、マップに自動で複数の敵キャラをランダムに出現させることができます。
ゲーム操作の改良
- 向上したグラフィック表現
RPG Maker シリーズ初のフルHD解像度を導入しました。
マップはもちろん戦闘画面でも細かい表現や表情も確認できるようになりました。
より鮮やかなグラフィックのゲーム制作が行えます。
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